その発言ちょっと待って!セクハラになる可能性があります

男性でも女性でもそうですが、同僚や上司たちとコミュニケーションを取ろうとすると、どうしても話の内容がプライベートなことや、個人的な内容になってしまいがちですよね。口を開けば下ネタしか言わないような上司でも、「下ネタはウケる」という間違った認識を持っているがために行なっていることであって、誰も意識してセクハラしよう、パワハラをしようと思っている人はいないと思います。

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当ビジネスマナー講座でもしつこくご紹介してきましたが、ビジネスとは言葉のコミュニケーションから始まり、コミュニケーションで繋がり、コミュニケーションによって育まれてゆくものです。個人的な考え方の違い、価値観の相違、馴れ合いや下心などがあるために、ついつい欲求を抑えきれずにセクハラやパワハラをしてしまう人がいますが、正気、いちいち気にしていたら仕事なんてやっていけません。

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過度のセクハラやパワハラにより、精神的に追い詰められるまで我慢をしろとは言いませんが、多少のことはコミュニケーションの一部として目をつむらなくてはいけない場合も、ビジネスシーンには多々あります。

女性に向かって「ちょっと太ったんじゃない?」と言ったり、「まだ結婚しないの?」「まだ彼氏いないの?」と言うだけで「セクハラだ!」と騒がれてしまっては、特に年齢が上である上司たちなら困ってしまうことでしょう。確かに言葉の言い方には配慮がないかもしれません。すでに長年勤務している上司ならなおさら馴れ合い心があったり、自分のテリトリーだという認識が高く、思ったことを思ったまま部下にぶつけてしまうことも少なくないでしょう。

しかし、執拗に体を触ってきたり、下ネタを連発して嫌がらせをしてきたりしているわけではありません。太ってきたんじゃない?まだ彼氏いないの?と言われることにより、「バカにされた!」と腹立たしく思ってしまうかもしれませんが、コミュニケーションを取ろうとすると、そんな話題しか見つけられない、お粗末な上司がいることも確かです。年下はバカにしても良い、からかっても良いという考え方が、どこかにある人も多いかもしれません。そんな上司の冗談にはいちいち付き合わず、嫌な話題だな、と感じたら、積極的に話を持ちかけて話題を変えてしまいましょう。



その態度は社会人として正しいの?パワハラという暴力

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自分の方が地位が高いことを利用して、相手に無理難題をいいつけたり、「辞めさせてやるぞ」と脅したり、結果が悪かったからと言って肉体的な暴力をふるうようなことをパワハラと言います。

単に自分の好みの問題として、相手が気に入らないから。生意気で鼻につくから。自分の味方をしなかった恨み。幸せそうにしていることへの妬み。優越感を得たいがためのいじめなどは、立派なパワハラです。これらはすべて個人的な感情により行なっていることであって、とても社会人として正しい態度とは言えませんよね。

しかし、ミスばかりして失敗が多い人に対しての注意。だらしがない人への説教。他人を頼ってばかりで、自分で仕事を片付けようとしない人への警告。これらは果たしてパワハラというのでしょうか?

もしかすると自分はパワハラを受けているのかもしれない…と思っている方は、何故パワハラを受けるのか、その原因をよくよく考えてみることが大事です。相手を怒らせるようなことを言ったのに、謝りもしなかったこと。強がってつい大きなことを言って失敗したこと。何か身に覚えはないでしょうか?

自分はちゃんと仕事をしている!と言っている人に限って、他人への配慮が足りない場合が多いです。自分の仕事しかせず、周囲に目を配らない。就業時間になると真っ先に帰る。飲み会などに参加しない。机の上が汚い。仕事が遅い。結果が出せないのに、誰にも相談せず、問題を改善しようとせず、ただ作業を繰り返し、間違いをくりかえしているだけ……そんなことはないでしょうか。

確かにパワハラは大問題ですが、パワハラをされるには、何らかの原因が自分にあったのかもしれないと考え、まずは周囲をよく見てください。自分に足りないものを探してください。相手を怒らせた原因を探ってください。何の問題もないのにパワハラを受けているのであれば、それは訴えを起こすことが出来ますが、例えばあなた側に問題があったのだとしたら、訴えを起こすだけ恥をかくだけですよね。社会人としての態度を今一度見直してみてはいかがでしょうか。

また、相手が上司だからと言ってものおじせず、一緒に飲みにいったりする時間を自分から設けて、相手の話にじっくり耳を傾けてみる方法もありますし、自分の意見をハッキリ述べることも出来ます。反論をする、とか、ダメ出しをするのではなく、自分の意見を述べ、相手の意見を聞き、どこに食い違いがあるのかをしっかり見極めてみると、案外すぐに改善できることであるかもしれません。コミュニケーションを取ることはとても難しいことですが、歩み寄りの精神を持つこと。相手を理解しようとする姿勢。そして思いやる気持ちが大事なのではないでしょうか。


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社会人一年生も、すでにたくさんの実戦経験を積んでいる方も、もう一度基礎からビジネスマナーを見直してみましょう。すっかり初心を忘れていることが多いかもしれませんね。派遣社員契約社員